松本零士氏にみる著作権保護期間延長問題

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このところ著作権保護期間の延長についての議論が活発化している。
著作権保護期間延長論議での松本零士の暴言に思う。


【知はうごく】「松本零士氏 クリエーターの思い」著作権攻防(4)-1(2007年1月31日)
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070130/ent070130000.htm
50年か70年か、見えない妥協点(2007年01月31日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/31/news061.html
著作権保護期間は延長すべきか 賛否めぐり議論白熱 (1/3)(2006年12月12日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/12/news063.html

確かにクリエーターとしての産みの苦しみもあるだろう。
しかしクリエーターは特別だという意識が見え隠れしてどうも不愉快な気分にさせられる。

「自分の死後、家族の生活を守りたいと思うのは、作家もそば屋やうどん屋の主人も同じ。作家の遺族は著作権法で保護されるが、そば屋・うどん屋の遺族を守ってくれる『そば屋法』や『うどん屋法』はない」という中村伊知哉さんの問いかけに対して松本零士さんは「そばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが、そばやうどんは私にも作れる」と反論した。自営業の人たちが何の危機感も苦労もなく商売をしているとでも思っているのだろうか。

一定期間の著作権の保護は必要だと思う。孫の代まで印税で食わせたいという気持ちもわからなくはない。しかし保護延長の根拠としては社会通念上いささか無理がある。著作権の過剰な保護が新たな創造を阻害するのではないかと考える。それに誰もが著作権を持っている者の驕りと感じているはずだ。
そもそも彼らは著作権の保護期間の延長がないと創作意欲が喪失すると本気で思っているわけではないといいながらもこのような延長運動をして果たしてそれで自分は本物のクリエーターだと言い切る自信があるのだろうか。
本来創作活動という物は自らの心の欲求から必然的に生まれた出たものが原点になっていのでは?

多くの名作を残し一時代を築いた松本氏の発言だけにちょっと痛い。
現役感のなくなった彼から感じ取れるのは孫子に資産を残してやることしか考えられなくなっちゃったの?ってことだ。

# 松本氏の没後50年後を想定してみると…中には作品が発表されて100年を経過している作品もありうるだろう。果たして100年後に人々の記憶に残っている作品がいくつあるのだろうか。
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